シワとタルミは真皮の出来事

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シワ・たるみ対策


年代の上がった人に関心の大きいシワとタルミ

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女性の悩みはタルミとシワ。何とかしたいですね。





● たるみとシワは真皮の衰えが原因


美肌阻害のシワ

美肌の原点はハリや弾力の維持・回復基。それには真皮に在るコラーゲンやエラスチンを何とかする事。


この2つが網目の様に走っていて美肌条件のハリや弾力を保つ役目。


紫外線のダメージを受けたり、年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンが変性。この変性が起こらない様にします。


これ以外の方法でスキンケアでする事は、顔の表情筋を対策します。


変性しただけなら良いのですが、人は表情筋を動かして常に顔の表情を変えますから。表情を変えるたびに溝をつくりこれが消えないままなのがシワ。


溝が筋肉まで及ぶと深いシワ。こうなる前にスキンケアをする事が必要。

たるみの原因もシワと同じ。違いは脂肪の多い部分に表れる事。


顔の脂肪もコラーゲンやエラスチンによって支えられて、真皮が衰えると支える力が弱くなって顔が下垂。

これがたるみ。外科手術しないと美肌復活は先ず無理。金の糸でのリフトアップが流行っています。


たるみを感じる部位は、目の下、頬、顔ラインなど脂肪の多い場所。

またシワとたるみには相関関係があるわけでも有りません。


紫外線の影響の少ない二の腕や太腿もシワは出来ないけどたるんできます。

これも年齢による現象。もうスキンケアは要らないと思いますが、先へ・・


● さらに女性ホルモンも肌に影響


エストロゲンの分泌量が低下する40歳過ぎ位からシワ・たるみが顕著に。

その理由は、エストロゲンが減るとラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の合成も減る為。


シワもタルミのスキンケアをするには真皮を若返らせる事が最短ケア。

その為にはビタミンCやB、ポリフェノールなどの抵酸化成分が有効。


またエストロゲンと分子構造が良く似たイソフラボン配合化粧品を使うのも美肌効果には有効。

但しポリフェノールは脳血管拡張作用がある為、片頭痛の人は摂る量を加減して下さい。


多く摂ると片頭痛を発症してしまいます。



◆ 真皮のコラーゲンやエラスチンが肌のハリと弾力を決める


肌のハリのスキンケア

● 肌のハリと弾力の仕組み


美肌の条件の1つはハリ。何とかハリを保ちたいと一生懸命にスキンケアします。

でも〜・・・、ハリってなあに??


真皮のほとんどは、コラーゲン線維とエラスティン繊維、基質となえうコンドロイチン硫酸で出来ています。

どちらも真皮内の線維芽細胞から作られ、真皮内に分泌されます。


 線維の90%はコラーゲンで、残り10%がエラスチン


線維は真皮内を網の目の様に走り、肌のハリや弾力の源になっています。

一方の基質はヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などの親水性成分。


長波紫外線(UVA)がコラーゲン繊維を切断し、エラスチン繊維を変形させます。

すると美肌もハリや弾力を失いシワが出来る様になります。


ハリや弾力のスキンケアは真皮のコラーゲンやエラスチンの問題に尽きます。


若い美肌なら新陳代謝によって次々と線維が出来ますが、歳を重ねると再生能力が低下するので深ジワになります。


「 じゃあ、せっせとコラーゲン食べるもん 」と言ったって駄目です。食べても意味無いですよ。


アミノ酸の分解・吸収されて必要なところに廻されるダケですよ。



◆ 顔のシミやシワをつくる紫外線


太陽光には主に可視光線、赤外線、紫外線から成ります、違いは波長の違い。


これらの光は体に色々な作用をします。赤外線は波長が長く、温熱効果が高く、血行促進などの効果があると言われています。


可視光線は目に見える光で、神経痛や代謝、ホルモン分泌などに関っていて、太陽を浴びると出るといわれるセロトニンなどが知られています。


シミやシワを作るのが紫外線です。紫外線は、骨を作るのに必要なビタミンDを体内で合成する働きを持っています。


ほかにも、血行促進や代謝にも関っているので、人間には必要な光線です。


しかし、肌(皮膚)の面からみると、日焼けを起こすだけでなく、シミやソバカスなどの色素沈着を誘発します。


また皮膚表面細胞のDNAを傷付けて癌化させる作用もあります。


紫外線には波長の長い方から、A波、B波、C波の3つに区分されています。C波は大気で散乱して地上にまで届かないので考えないで置きます。


A波は波長が長い為に浸透力が強く、雲やガラスも透過し、肌の深部まで到達します。日焼けも起こしますが、主に肌の深部のコラーゲン繊維などにダメージを与えてシワの原因になります。


最もシミに影響を与えるのがB波。


肌の深部にまでは届かないまでも表皮のに当たると、メラニン刺激ホルモンが分泌されてメラニンが作られます。これがシミの元です。


何故メラニンが作られるかと言うと、細胞核を紫外線からブロックして傷付かない様にするためです。


このメラニンが詰まった袋を、周りの表皮細胞へ渡す時に、大量に渡されて留まったり、メラニンを作り過ぎたりしてシミとして現れます。


このメラニンをわたされた表皮細胞は、少しずつ表面へ移動して角質となってやがて剥がれます。これがターンオーバー(代謝)です。


代謝がスムーズに行われて行けばシミにはなりません。


シミはメラニンが過剰に作られるか、表皮細胞への受け渡しか、代謝か、いずれかに問題がある場合に出来てしまいます。


メラニンの本来の役目は紫外線から細胞核を守ることです。


● シワの原因もA波紫外線


一言でシワと言っても3段階に分けられます。


若い内に現れる「小じわ」。これは極めて表面的なもので、最も初期のシワです。角質の乾燥が原因となり、角質から表皮にかけて縮みが生じて凹みになったものです。


「小じわ」は潤いを与えて保湿すると目立たなくなります。角質内の水が一時的に増えて凹みが盛り上がるまらですが、乾燥すると再び凹み、シワとして持続します。


第二、第三段階のシワは真皮まで変化が起きているもので、中ジワ、大ジワと言うことがあります。


30代以降のシワは、根本的に真皮の変化も起こっていると考えられます。


中ジワは表情によってくっきり表れますが、無表情のときは余り目立ちません。表情ジワとも言います。

これは表情筋という筋肉の収縮によって出来るシワです。


大ジワは完全に真皮の変化が原因です。これにはA波紫外線が関与しています。


肌のピンとしたハリは真皮のコラーゲン繊維がエラスチン繊維に絡みつく構造で保たれています。この構造内にヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸が埋まっています。


鉄筋コンクリートに例えれば、コラーゲン繊維が鉄筋、エラスチン繊維は鉄筋を繋いでいる針金、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸がコンクリートに相当します。


A波紫外線の刺激を受けると、真皮の中では、サイトカイン(伝達物質)が繊維芽細胞に働きかけて、コラゲナーゼやエラスナーゼなどのコラーゲン分解酵素、エラスチン分解酵素の量が増え分解されます、一方で、繊維芽細胞の能力は低下しコラーゲンやエラスチンの生成量は下がります。


「生産」が減る原因は、A波紫外線が活性酸素を発生させ、線維芽細胞のエネルギー器官であるミトコンドリア遺伝子を損傷させる為です。


すると、真皮の「生産」と「分解」のバランスが崩れ、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が減ってしまうため、肌痩せが生じ、その結果、タルミやシワが出来ます。


つまり、A波紫外線の刺激によってコラーゲン繊維をピンと張らせる弾性繊維を異常なものにします。


これがシワやタルミのメカニズムです。


A波紫外線を防げば、中ジワ、大ジワが防げるわけです。



◆ シワ・タルミの対策


実はシワ・タルミの予防・ケアは、シミ・クスミの予防・ケアと全く同じになります。

内容はシミの対策を参照して下さい。


シワ・タルミの原因は、ピンと張らない異常なコラーゲン繊維、エラスチン繊維が多く出来ることで起こります。

コラーゲン繊維、エラスチン繊維の繊維芽細胞に働きかけ、活性化するのはビタミンC誘導体です。


その中でもAPPS(アプレシエ;高浸透型リン酸型ビタミンC誘導体:新型ビタミンC誘導体)が最も浸透力が強く真皮まで入ります。

真皮まで入るという事実は、真皮でのケアが重要な“しみ”や“しわ”に対する直接的なアプローチが可能になります。


・具体的な成分名:アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸



◆ 小ジワの最大の原因は肌乾燥。保湿で解決


● 小ジワの最大の原因は肌の乾燥


小ジワの原因はコラーゲンやエラスチンとは余り関係が無く最大要因の肌乾燥を対策。

真のシワ程には深刻でないので放って置きがち。でも、そのままだと深ジワになってしまう。


空気が乾燥すると真っ先に乾燥するのが角質層。表面にあるので肌に直に影響。


その情報は肌の内部にまで伝達されて、角質層のダメージを補う為に基底層で細胞がドンドン生産されて

ターンオーバーが加速。


リフトアップ

早まるという事は細胞は未だ未熟の状態。

未熟細胞で出来た角質層はバリア機能も未熟だからさらに乾燥。


この乾燥状態は真皮にまで伝わり、ハリや弾力を低下させる結果に。

夏はエアコンで、冬は自然に乾燥するのでスキンケアには要注意。


結局、小ジワは乾燥が原因なので、タップリ保湿するスキンケアで肌も復活出来ます。

保湿の方法はスキンケアの原点は保湿を参照して下さい。



多分、スキンケアにリフトアップコスメを使うでしょうから、そのコツを!


● リフトアップコスメは使う順番が重要


シワとたるみを補修するのがリフトアップコスメ。

美白コスメで一緒にシミもケアしたい場合、コスメを使う順番が美肌の決め手。


美白とリフトアップを一緒に使う場合、正しい順序はどちら?


@ 美白コスメ ⇒ リフトアップコスメ

A リフトアップコスメ ⇒ 美白コスメ


正解はA。シミは表皮で出来、シワとたるみは真皮で出来る。

そう解ればAとなります。美肌美人なら知ってるでしょう。


先に塗ったものが、後から塗ったものより下に吸収します。

従ってリフトアップコスメを先に塗ります。


「 面倒だから混ぜてしまおう 」は美肌対策面ではNG。

化学反応が起こる事は無いけれど、安全性が保証出来ない様です。



◆ 目の下のクマ対策は下マブタ


 目の下の影はクマ?たるみ?


目のクマ

「 目の下に出来た影。クマ?たるみ? 」 美肌じゃあ無いけど、ぱっと見、判断できない事も。


この2つの違いを見極めるのがスキンケアの第一ステップ。

青黒いクマは毛細血管や細い血管の血液が滞留しているため。うっ血状態。


血液は長時間同じところに留まると、酸素を失い青みがかった暗い色になります。

これが目元の薄い皮膚から透けて見えてしまうのがクマ。


また、クマの様に見えて実はクマで無い人もいます。正体は目の下のたるみの影。


クマなのか、たるみの影なのかを見極める方法は目頭側の下マブタを軽く下に引っ張ってみる事。


これでクマが消える場合はクマでは無くて、シワやたるみの影。

消えなければ本物?のクマ。


これがわかればスキンケアコスメも解ります。

問題はコスメの塗り方、特に下マブタへの塗り方。


大抵の人は下マブタの際か、際のすぐ下までしか塗らない筈。

それだとスキンケア効果は半減します。「 じゃあ、一体どこまで塗ればいいの? 」


次の方法で塗る範囲を決めて下さい。

 顔を正面を向いて、目だけ思いっきり上を見る

 この時、下マブタがプックリ幅広に膨らんでくる

 この膨らんだ部分全体に塗るのが美肌対策では正解


目は上を見ているので、鏡を使っても自分では解りません。

ケータイカメラを使って確認して下さい。



◆ 肌のエイジングケア


肌にもエイジングがあります。エイジングとは老化の事。美容の世界では、老化に対するケアのことをエイジングケアと言います。

肌のエイジングサインは、シミ、シワ、タルミとされていて、主にこれ等に対するスキンケアがエイジングケアです。


ただし、肌のエイジングは乾燥と紫外線に大きく影響される事が解っているので、これをおろそかには出来ません。

最近は「酸化」が体を錆びさせると言うことが知られてきた事もあり、「酸化防止」「抗酸化」の作用を持つ成分を含んでいるものを、アンチエイジング化粧品というイメージになっています。


が、抗酸化だけでなく抗乾燥と抗紫外線機能も入っていないと、本当の意味でのアンチエイジング化粧品といえます。

皮膚に対する抗酸化作用は研究データが色々出ているのですが、酸化に対するはっきりした防止策は未だ難しい状況です。


ただし、今後「抗酸化」は重要なポイントになって来ると思います。

一部の抗酸化化粧品の売りに「肌の細胞を若々しく」とか「元気に」とか言っているものも有りますが、それは「シワが伸びる」とか「シミが薄くなる」のとは違いますので注意も要ります。


単に細胞が元気になったのでは、例えば、シミを作る細胞までが元気になってしまったら、メラニンを一杯作ってしまい、結果が真逆になってしまいます。

化粧品に関する新情報は続々と出てきますので、飛び付く前に「何をしてくれるもの」なのかを確認する必要が有ります。


肌のエイジングはシミ、シワ、ワルミの事なので、多少なりともそれに対する効果が出ないものはアンチエイジング化粧品とは言えません。

例えば、シミが出来るメカニズムに直接関係している部分に働きかけて、効果を発揮できる成分が入っているならアンチエイジング化粧品と言って良いと思います。


では、具体的に何をどう選ぶかが次の問題となります。

これは、実際に使って見るのが一番解り易いと思います。


自分が気になるエイジングに対応しているものを使って見て「良い変化が実感できる」「良い状態を持続できる」「使うのを止めると何か調子が良く無い」こういう直感も重要だと思います。

サンプルなどで試して購入したらサボらずに使う事が必要だと思います。


もっと重要なのはエイジングに移行する前のエイジングケアです。

エイジングケアと言うと、多くの方は「40代になったら」と考えていると思います。しかし、エイジングが起こってからは治す事は非常に難しいです。


エイジングが起こる前の予防しか無いのです。

例えばシワ。出来始めはうっすらしていると思いますが、徐々に固定されてはっきりと深くなります。


シワは一度できてしまうと、毎日持続してそこに出来るものです。シワとはそういうものです。

そして深く刻まれて行く。10代でも笑ったところにシワは出来ます。「エイジングケアなんて関係無い」と思っているような若い内から予防しないと後々深いシワになります。


シワが刻まれてからアレコレ手を尽くしても、完全に消えることはありません。

しかし、シワが出ない様に肌のハリを保つ事は出来ます。エイジング前のエイジングケアはそういう意味で大変重要になります。


屋外で運動する機会の多い子供でも、将来シミを作らない様に紫外線対策するのが必要です。

大量の日光を浴びているのにサンスクリーンを付けないのは問題だと思います。屋外でスポーツなどの活動をする人は子供であっても紫外線対策をスベキです。